---大変ご無沙汰しておりました---
2年近くも放置してしまいましたが
懐かしい場所に帰ってきた......という想いで
今このブログを書いています。
この2年の間にも庭の植物たちは生長を続け
今年も美しい花を咲かせてくれました。
或るバラは枯れ...
新しい苗を少しだけ迎えたり...
年間の世話を楽しみながら
四季折々の表情に癒される日々です。
今年の春バラの開花は記録的とも言える早さで
4月中旬から開花ラッシュが始まり、
開花のピークとされる5月20日を前に一番花はほとんど咲き終わり
今は静かな庭に戻りつつあります。
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昨年の5月20日。
春のバラは今年よりは少し遅く
まだ美しい花が次々に咲いていた頃...
私は病院にいて
癌の手術を受けました。
人生で二度目の癌...
今度は膵臓です。
2004年に手術した子宮体癌は既に完治していて
それとは全く関連性はないものだそう...
これまでずっと消化器系は丈夫で過ごして来たので
まさかこの私が...と信じられない想いでした。
進行した状態で見つかることが多い癌で
手術ができないケースも多い中、
幸いなことに私は手術ができる状態でした。
そして手術で取りきった後、
再発予防のために半年間、抗がん剤を服薬。
それを飲み終えて
少し安心できるかなと思っていた矢先の昨年12月、
癌の再発が確認されてしまいました。
すぐに抗がん剤治療再開となり
今度は点滴の抗がん剤で、
月に3回のペースで通院治療を続けながら
現在に至ります。
副作用はいくつかあるものの
吐き気や嘔吐といった食欲に関わる症状は出ていないので
体はとても元気...
ただ免疫力が低下しているため
体力をセーブしつつですが
大好きな植物の世話を楽しんだり
緑豊かな川沿いの公園の散歩を楽しんだり...
日々元気に過ごしています。
二度目の癌と向き合うことになって
再び、多くのことを学ぶ機会が与えられました。
嘆いていても何も良くはなりませんから
しっかりと前を向いて
進んでいきます。
幸いなことに
抗がん剤の効果が現れて、
腫瘍マーカーの数値はどんどん下がっています。
体も気持ちも元気ですから
これからもきっと良い方向に向かっていく...という自信も湧いています。
一度目の癌のことを振り返って書き留めた
2007年5月の投稿にも書いた言葉ですが---
朝陽に元気をもらって、感謝の気持ちで夕陽を見送る
そんな毎日がとても幸せです。
季節ごとに表情を変える庭や公園の植物たち、自然の恵みや美味しい食べ物など...
日々の暮らしの中に、ほんとうにたくさんの幸せがあります。
このブログのタイトルは、そんな想いから付けたものでした。
あの頃いつも傍にいてくれた愛犬クッキーは
お空に行ってしまったけれど
いつも笑顔で励ましてくれているのを感じます。
これからも
日々の暮らしの中のたくさんの幸せを感じながら
穏やかに過ごしていきたいと
薔薇の季節に思いを新たにしてます.........(*^ー^*)