日々の暮らしの中で見つける さりげない幸せ

22回目の誕生日と、ふわふわの手触り

今年も夏らしい青空と眩しい日射しの注ぐ中、8月16日を迎えました。

愛犬クッキーの誕生日…


一緒にお祝いできたのは16歳まででしたが
それからの6年も、いつも近くに存在を感じながらの日々...そして
特別な想いで過ごした誕生日でした。

一年でいちばん暑い日となることも多い8月16日ですが
笑顔のクッキーの記憶が
猛暑に負けない元気をくれる一日でもあります。




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今年の春、友人からとても素敵な贈り物をいただきました。


思わず抱きしめたくなるようなぬいぐるみ！
ケアーンテリアのぬいぐるみです
しかもブラックブリンドル…
仔犬の頃のクッキーにそっくりです。


滅多に見かけることないケアーンのグッズ...
貴重なものを見つけてプレゼントしてくれた友人に
ひたすら感謝です♡

そのままでもとっても可愛いのですが

オレンジ色の首輪（リボン）をつけたら・・・
クッキーになりました♡

じっと見つめられると
沢山のことを語りかけてくるよう…




抱きかかえた時に腕に感じた重さや

ふわふわの毛の感触...

遠くなりかけていた記憶が

また鮮明に蘇ります......♡

（生後4ヶ月の頃のクッキー）

写真や動画も思い出をたどる貴重なものですが
ふわふわの手触りと両手で感じる形もまた
幸せな記憶を呼び覚ましてくれるものだと

しみじみ感じています……♡

めぐり来る薔薇の季節に...

---大変ご無沙汰しておりました---

2年近くも放置してしまいましたが
懐かしい場所に帰ってきた......という想いで
今このブログを書いています。

この2年の間にも庭の植物たちは生長を続け

今年も美しい花を咲かせてくれました。

或るバラは枯れ...

新しい苗を少しだけ迎えたり...

年間の世話を楽しみながら

四季折々の表情に癒される日々です。

今年の春バラの開花は記録的とも言える早さで

4月中旬から開花ラッシュが始まり、

開花のピークとされる5月20日を前に一番花はほとんど咲き終わり

今は静かな庭に戻りつつあります。

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昨年の5月20日。

春のバラは今年よりは少し遅く

まだ美しい花が次々に咲いていた頃...

私は病院にいて

癌の手術を受けました。

人生で二度目の癌...

今度は膵臓です。

2004年に手術した子宮体癌は既に完治していて

それとは全く関連性はないものだそう...

これまでずっと消化器系は丈夫で過ごして来たので

まさかこの私が...と信じられない想いでした。

進行した状態で見つかることが多い癌で

手術ができないケースも多い中、

幸いなことに私は手術ができる状態でした。

そして手術で取りきった後、

再発予防のために半年間、抗がん剤を服薬。

それを飲み終えて

少し安心できるかなと思っていた矢先の昨年12月、

癌の再発が確認されてしまいました。

すぐに抗がん剤治療再開となり

今度は点滴の抗がん剤で、

月に3回のペースで通院治療を続けながら

現在に至ります。

副作用はいくつかあるものの

吐き気や嘔吐といった食欲に関わる症状は出ていないので

体はとても元気...

ただ免疫力が低下しているため

体力をセーブしつつですが

大好きな植物の世話を楽しんだり

緑豊かな川沿いの公園の散歩を楽しんだり...

日々元気に過ごしています。

二度目の癌と向き合うことになって

再び、多くのことを学ぶ機会が与えられました。

嘆いていても何も良くはなりませんから

しっかりと前を向いて

進んでいきます。

幸いなことに

抗がん剤の効果が現れて、

腫瘍マーカーの数値はどんどん下がっています。

体も気持ちも元気ですから

これからもきっと良い方向に向かっていく...という自信も湧いています。

一度目の癌のことを振り返って書き留めた

2007年5月の投稿にも書いた言葉ですが---

朝陽に元気をもらって、感謝の気持ちで夕陽を見送る
そんな毎日がとても幸せです。
季節ごとに表情を変える庭や公園の植物たち、自然の恵みや美味しい食べ物など...
日々の暮らしの中に、ほんとうにたくさんの幸せがあります。
このブログのタイトルは、そんな想いから付けたものでした。

あの頃いつも傍にいてくれた愛犬クッキーは

お空に行ってしまったけれど

いつも笑顔で励ましてくれているのを感じます。

これからも

日々の暮らしの中のたくさんの幸せを感じながら

穏やかに過ごしていきたいと

薔薇の季節に思いを新たにしてます.........(*＾ー＾*)

夏の青空に思いを馳せる 8月16日

降り止まない雨と、涼しすぎる気温……
日中の気温が22℃というのは10月ごろの気温なのだそうで
季節感が狂ってしまいそうな日々が続いていました。


そんな天気も薔薇たちにとっては猛暑よりも快適なのか
雨の中、次々に花を咲かせている
スイートジュリエット...


優しい色の花が庭を明るくしてくれています。


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昨日8月16日は
愛犬クッキーの誕生日でした。
今年は生誕20年です。

今は空の住人となりましたが
愛犬がこの世に生まれてきてくれたこの日は
これからもずっと大切な日として
感謝の気持ちを持って過ごしたいと思います。


毎年とてもとても暑くて
その夏の最高気温を記録したのが8月16日だったことも何度かありました。
そんな酷暑は苦手な季節でしたが
愛犬が元気に歳を重ねる季節として共に過ごしているうちに
暑い夏もとても大切で愛おしい季節と思えるようになりました。


でも
どうか、自然が牙を剥かない夏であってほしい…と
心から思います。



この長雨も
こちら東京ではようやく終わりを告げて
明日からは夏空が戻ってくるようです。

夏の青空と眩しい日差しは
愛犬のこんな笑顔を
すぐ近くに運んできてくれそうです……♡

薔薇になって輝く思い出

年々充実していくバラの開花を見るのはとても嬉しいことですが
今シーズンはちょっと特別な出来事がありました。


それは・・・

挿し木で育てていたバラが美しく咲いたのです。


その”挿し木したバラ”というのは

2017年の12月
クッキーと一緒に幼馴染のワンちゃんのお宅にお邪魔して
楽しい時間を過ごした日に
お庭にはまだ冬のバラが咲いていて…
ママさんが何輪か切ってくださったものでした。

それからひと月も経たずにクッキーは空へと駆け上がってしまったのですが
花瓶に挿しておいたそのバラは
いつしか花瓶の中で根を伸ばし…
翌春に小さな鉢に植え付けて
大切に育ててきました。

細い枝ながらもゆっくりと生長を続け
今年の冬に鉢増ししてからはしっかりと根を張る様子が感じられ…
挿し木してから３年の時を経て
思い出のバラが輝き出したのです。




クッキーのメモリアルコーナーに植えたチューリップが
今年も盛んに開花していた４月下旬、
その咲いている時期に合わせるかのように咲いた思い出のバラ...

お友達のお庭で咲いていたバラとクッキーが咲かせたチューリップが

再会を喜んでいるような…
そんな気がして、胸が熱くなった瞬間でした。

これはクッキーが3歳の頃、
お友達のお庭にお邪魔した時の写真です。
ダックスのシルバちゃん...
1歳年上でしたが、クッキーがパピーの頃から
一緒に追いかけっこをしたり
並んでお散歩をしたり
心を許しあえる一番のお友達...といった間柄でした。

今は二人ともお空の上……
きっと仲良く駆け回っていると思いますが
このバラが咲いて、シルバちゃんとの思い出が鮮やかに蘇って来ました。
これからずっと我が家の庭で一緒です。



* * *

残念ながら今のところこのバラの名前が判りません。
いただいた時にバラの名前をお尋ねしたところ、
「なんだったかしら〜〜よくあるあれよ、あれ〜〜」
…と、バラの名前を思い出せないご様子で(^_^;)
今度お会いできたらまたお聞きしたいと思っているのですが
なかなか機会がなく今日に至ります…。

私なりに色々と調べてみた結果、
おそらく

“マチルダ”

ではないかと思うのですが…

薔薇に詳しい皆さま、いかがでしょうか。。。

薔薇の季節

梅も桜もチューリップも
全ての開花が早く進んでいく今年の春...

薔薇の季節もいつもよりずっと早く
我が庭にやってきました。


今年も最初に咲いた薔薇は
ラ レーヌ・ヴィクトリアでした。


今年で７年目になるこの薔薇。
我が家にやって来たばかりの頃の華奢な姿を思い出すと
大きく育って溢れんばかりの花をつけるようになったことが
感慨深いです。

プリンセス アレキサンドラ オブ ケント も
温かみのあるピンクの美しい花を咲かせました♡

流れる風の温度も
光の角度も
樹々の葉の色も
すべてが心地よく感じられる

素敵な季節になりました……♡